
はじめに
自宅でも施設でも、介護の現場では「初めての経験」がつきものです。
たとえば「何度も同じことを言う」「家に帰りたいと言う」といった場面。
そんなとき、“介護でしてはいけないこと”や“どう接すればいいか”を前もって知っていれば、もっと穏やかな関係を築けるのではないでしょうか。
介護にはうまくいかない日もあります。
でも、接し方のポイントを知っていれば、迷ったときに立ち戻れる“手がかり”が見つかります。
それが、介護を続ける自信にもつながっていくのです。
今回ご紹介するのは、文字よりもイラストで「見てわかる」一冊。
介護の現場で役立つ知恵が、やさしく描かれています。
日本の介護を学びたい海外の方にも、やさしく読んでいただけるように工夫しています。
書籍情報
書籍名: 認知症は接し方で100%変わる!
著者: 吉田勝昭 日本老年精神医学会専門医・精神科専門医
出版社: ICP出版
この本で得られること
この本は、認知症の介護をしている人が、必要なページをめくるだけで接し方がわかるように作られています。

!注意! 書籍はカラーではありません
現在、介護施設(特養を含む)の約6割が人員不足といわれています。
また、日本で働く外国人介護職員も増加傾向にあり、今後、増加が見込まれています。
(引用:ジャパンニュース讀賣)
そんな中で、一生懸命に日本語を学び、介護の現場でがんばる方々にも、
この“手のひらサイズの本”はとても心強い味方になってくれるでしょう。
自宅で介護をしている方だけでなく、
外国人介護スタッフの方にもわかりやすい内容です。
英訳はありませんが、全ページにイラストが添えられており、
⭕️や✖️のマークで直感的に理解できます。
特にプロローグにある「介護でしてはいけないこと」は、
何度も読み返して心に刻んでおきたい大切な内容。
さらに、80のシーンごとに“接し方のポイント”や”対処の仕方”が
イラスト付きで丁寧に解説されているので、
どんな場面でもすぐに役立ちます。
この本がおすすめの人
- 介護を始めたばかりの方🔰
- 接し方に迷っている方🌀
- 日本の介護を学びたい外国人スタッフの方👱🏻♀️
- 介護を始めたばかりの方
- 接し方に迷っている方
- 日本の介護を学びたい外国人スタッフの方
• Those who are new to caregiving
• Those who feel unsure how to interact with people with dementia
• Foreign care staff who want to learn about Japan’s caregiving approach
どんなシーンで読みたいか
「介護でしてはいけないこと」の項目は、介護に関わるすべての人におすすめです。
介護が始まる前に読んでおくと、心の準備になります。
「接し方のポイント」や「困った時の対処法」は、必要なときにページを開いて確認するだけでもOK。
さらに「自宅でできる認知症改善法」は、介護する人自身の支えにもなります。
私の気づき

思いやりと優しさがあふれている本です。
難しい言葉を使わず、介護の基本的な接し方が一冊にまとめられています。
1ページごと、または見開きで完結しており、イラストも多いので読みやすいです。
まとめ
介護で大切なのは、専門知識よりも「相手への理解と関わり方」。
この本を読めば、少しの工夫で介護する人もされる人も笑顔になれる――
そんな良い関係づくりのヒントが見つかるでしょう。
💡もし「どう接すればいいかわからない」と感じている方は、
ぜひこの本を手に取ってみてください。
きっと、介護が少し優しく、あたたかく感じられるはずです。
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