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冬の室温、何度が目安?|寝る時だけじゃない家の中の寒さと介護の話

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木造の一戸建てに住んでいた頃、冬の朝に起きると
リビングの室温は4℃😱
慌ててヒーターのスイッチを入れる一方で、
「寒いのは我慢するもの」
そんな感覚も、どこかに染みついていた気がします。

日中ひとりで過ごす日は、エアコンをつけず、
寒い寒いと言いながら足に毛布を巻いて家事をする。
冬は寒いのが当たり前で、仕方がない。
ずっと、そう思っていました。

けれど、家の中の室温が
眠りやすさや、その後の健康にまで
影響していると知り、考え方が少し変わりました。

「家の中の温度って、どれくらいが目安なんだろう?」

感覚や根性ではなく、
きちんとした基準はないのかと調べてみると、
世界保健機関(WHO)が
冬の室温は18度以上
健康のための目安として示していることを知りました。

この記事では、冬の室温が介護や健康にどのように関係しているのか、
そしてリフォームをしなくてもできる、
室温を快適に保つための工夫についてお話しします。

冬の室温は何度が目安?|18度以上がすすめられる理由

冬場の室温18度以上」という基準は、
実は厚生労働省だけでなく、
世界保健機関(WHO)も、
健康のための国際的な目安として勧告しています。

18度を下回ると、血圧が上がりやすくなり、
脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まることがわかってきています。

特に注意が必要なのは、
高齢者、子ども、慢性疾患(心臓病など)を持つ人です。
これらの方には、さらに高い室温が望ましいとされています。

日本の厚生労働省も、
良好な睡眠や健康寿命の延伸のために
「適切な室温の維持」を掲げています。
(※2024年度から始まった「健康日本21(第三次)」)

以前の日本では
「断熱」よりも「換気」が重視されがちでしたが、
現在は
寒さそのものが健康リスクである
という認識へとシフトしています。

WHOの18度という基準は、
「快適さ」よりも
健康リスクを避けるための最低ライン
と考えると分かりやすいかもしれません。

寒い家で過ごすことが、介護状態に関係すると言われる理由

少し視点を広げてみると、
私たちはすでに
「寒さに弱い存在」には
より高い室温を意識しています。

  • ペット:20℃前後
  • 赤ちゃん:20〜25℃
  • 高齢者:20〜23℃

これらはすべて、
体温調節がうまくできず、
体への負担を受けやすい存在です。

そう考えると、
高齢者のいる家庭で
冬の室温を18度以上に保つことは、
決して「贅沢」ではなく、
体を守るための最低限の配慮だと
感じるようになりました。

📻 ラジオで聞いて、ハッとした研究の話

先日ラジオで、「冬の室温が介護状態に与える影響」に関する研究が紹介されていました。

慶應義塾大学の伊香賀俊治教授らの研究では、
家の中で寒さを感じやすい人ほど、
そうでない人に比べて、介護が必要になる時期が早まる傾向があると報告されています。

また、冬の室温を1度上げるだけでも、脳の神経が2歳若くなるといった
脳や神経の働きに良い影響があるという結果もあります。

冬の室温は、
誰かを特別に甘やかすためのものではありません。
その人が、今の生活を
少しでも安全に続けるための土台なのです。

リフォームしなくてもできる|冬の室温を快適にする工夫

冬の室温対策というと、
リフォームや大きな出費を
思い浮かべる方もいるかもしれません。

でも実際は、
今ある暮らしのままでもできることが
いくつもあります。
ここでは、負担の少ないものから
ご紹介します。

まずはここから|室温を“見える化”できる温湿度計

まず最初におすすめしたいのが、
温湿度計を置くことです。

体感だけでは、
「意外と寒い」「思ったより冷えている」
ことに気づきにくいものです。

座ったまま目に入る位置に置くことで、
室温を意識するきっかけになります。

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暖房効率を上げたいなら|窓から冷気を防ぐ断熱カーテン

日本全国の調査(スマートウェルネス住宅推進事業など)では、
冬場のリビングが18度未満の住宅は、なんと約9割にのぼるというデータもあります😱

窓は、家の中で
いちばん熱が逃げやすい場所です。

断熱カーテンに替えるだけで、
暖房の効きが変わったと
感じる方も少なくありません。

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家全体じゃなくていい|寒暖差を減らす部分暖房・温活アイテム

家全体を暖めるのが難しい場合は、
寒さを感じやすい場所だけを
補う方法もあります。

特に脱衣所や寝室は、
冬場に12度前後まで下がることが多く、
この寒暖差が
ヒートショックを引き起こす
大きな要因になります。

玄関やトイレ、脱衣所などに
パネルヒーターを使うことで、
温度差による負担を減らせます。

今年は温活グッズも人気です。

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手軽にできて効果あり|すき間をふさぐ冷気対策

意外と見落としがちなのが、
ドアや窓のすき間です。

隙間防止シートは、
費用をかけずに
冷気を防げる工夫のひとつ。
百円ショップのものでも十分です。

どうしても寒い夜に|寝る時だけの体を守る工夫

どうしても室温を上げられない夜は、
寝る時だけの工夫でも構いません。

  • 足元を温める
  • 首元を冷やさない

それだけでも、
体への負担は変わってきます。

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まとめ

冬の室温対策

まずは、
18度を切らないこと
それを意識するだけでも、
暮らしは少し変わります。

介護をしていると、
親御さんをひとり残して出かけるとき、
「寒くないかな…」と
ふと気になることがありますよね。

冬の寒さは、
ただ不快なだけでなく、
健康そのものに影響する環境でもあります。

WHOや厚生労働省がすすめている
冬の室温18度以上は

  • 眠りやすさ
  • 心身への負担を減らすこと

につながる目安です。

大きなことをしなくても構いません。
まずは、部屋の温度を少し意識する。
今できる対策を、ひとつ試してみること。

それだけでも、
家族の健康をそっと支えることができます。

※室温の感じ方には個人差があります。


室温には気をつけているのに、
夜中に目が覚めてしまう方はこちらもどうぞ。

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