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【セルフケア】歩くと脳が喜ぶって本当?    認知症予防に“ちょこっと歩き”が効く理由

介護する人のひと休み

「歩く人はボケない」
この言葉を聞くと、「あぁ、なんとなく分かる気がする…」と思いませんか?

私自身、介護の現場で出会ってきた人たちを思い返すと、
歩けている人ほど認知症の進行がゆっくりという印象があります。

でも、50代の私の世代からよく聞くのは、

「運動きらいなんだよね」
「歩いたほうがいいのは分かるけど、続かないよ〜」
「忙しいし、わざわざ歩くなんてムリ!」という声。

この“面倒な気持ち”、すごく分かります。
「歩行」を「運動」と捉えてしまうと、ハードルが高すぎますよね。💦

だからこそ、この記事では医師が書いた本をもとに、
看護師の視点で 科学的根拠(エビデンス) をやさしく添え、
「なぜ“ちょこっと歩き”でも脳がよろこぶのか?」
を解説します

読み終わる頃には、
「5分なら歩いてみようかな」
と感じてもらえるはずです。

あなたの“今日の一歩”が、未来のあなたを守りますように🍀

書籍情報

書籍名:「歩く人はボケない」
著者:長尾和宏
出版社:PHP 新書

運動が苦手でも大丈夫。“歩く”をもっとラクにする考え方

「運動」じゃなくていい。“生活の移動”でも脳は喜ぶ

「歩いたほうがいいのは分かるけど、運動と思うと気が重い…」
そんな声、ほんとによく聞きます。私自身も“運動しよう!”と構えると、急にハードルが上がります。

でも安心してください。
軽いウォーキングだけでも脳はちゃんと元気になる ことが分かっています。

🔍 低強度のウォーキングでも脳活動が効率化(2023・筑波大学/カリフォルニア大学)
高齢者 “軽いウォーキング” をするだけで、
脳の前頭前野(記憶や計画をつかさどる部分)の働きが効率的になることが判明。

つまり——
息が上がる運動じゃなくていい。
おしゃべりしながら歩ける程度で、脳は十分に元気になる
ということ。

歩くことを「運動」と考えるとハードルが上がりますよね。
そこで発想を少し変えてみましょう。

  • ゴミ出しに行く
  • スーパーに買い物に行く
  • 郵便を出しに行く

こんな“生活の移動”こそが、実は脳にとって最高のリハビリ

歩く=移動=脳のトレーニング


こんなふうに考えると、少しラクになりませんか?😊

「わざわざ歩く」じゃなくて、
👉「ついでに歩いたら、脳にごほうびが入る」🎁
そんな感覚で、まずはひとつ用事をつくるところから。

筋肉は脳に“元気だよ”と伝えるメッセンジャー

歩くだけでも、身体の約7割の筋肉が活動しています。

足を動かすだけじゃなく、
体をひねり、腕を振り、頭を支えて——

そしてここが大事なポイント👇
筋肉が動くと、“脳にいいお知らせ”が届くのです。
これを専門用語では「筋‐脳連関(きん・のう・れんかん)」と言います。

① 筋肉からの“元気ホルモン”=マイオカイン

歩くと、筋肉から「マイオカイン」という物質が出ます。
これは、いわば “筋肉から脳への手紙” のようなもの。

  • 「今、体が動いていますよ〜」
  • 「細胞、もっと元気に働いてね〜」

一部のマイオカインは、脳の保護膜(血液脳関門)をすり抜けて、
脳細胞を守ったり育てたりする働きまでしてくれます。

つまり、
👉 歩けば歩くほど“脳に元気の手紙”が届くイメージ😊

② 脳の栄養ドリンク=BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)

マイオカインの中でも特に有名なのが BDNF( ビーディーエヌエフ)
分かりやすく言うと、

🌟脳の細胞を育てる“栄養ドリンク”のようなもの

BDNFの役割は、

  • 神経細胞の成長をサポート
  • 記憶のネットワークづくりをお手伝い

そして嬉しいことに、
ウォーキングのような軽い有酸素運動でBDNFが増える
という研究がたくさんあります。

つまり

👉ちょこっと歩くだけで、脳は確実に喜ぶのです❣️

「歩行」と認知症予防の研究

① 成人でも、新しい神経細胞は生まれている

昔は、「脳の細胞は一度死んだら二度と増えない」と習いました。
でも今は違います。

歩くことで、記憶を司る海馬に”新しい細胞のタネ”が生まれる。

運動で増えたBDNF(脳の栄養ドリンクのような物質が、
海馬(記憶の中枢)刺激し、
そのタネを育てることが分かっています。

そして、そのタネは大人になっても育ち続ける。

あなたの100歩、500歩が、
未来の脳をゆっくり育てている——
そう考えると少しワクワクしますよね✨

犬の散歩が“脳の守り神”になる理由

私の妹は犬の散歩を毎日欠かしません。
「大変〜」と言いながらも、旅行先でも。

実はこれ、科学的にもすごいこと。

🔍 最新の日本の大規模研究が示したこと

国立長寿医療研究センターを中心に、
1万1千人の高齢者を10年以上追跡した大規模研究(2023) によると、

犬を飼っている高齢者は、犬を飼っていない人に比べて
認知症の発症リスクが約4割も低かった
😱という結果が出ています。

4割低いって・・・すごい😳

(ちなみに猫の場合は、このような明確な低下は見られませんでした…🐱💦)

🐕 なぜ犬を飼うことで認知症のリスクが下がるの?

理由はとてもシンプルで、

👉犬を飼うと、必ず朝晩に散歩に行く習慣がつくから。

この「毎日の中強度のウォーキング」が、
脳にも体にも長期的な効果をもたらしていると考えられています。

つまり、
犬が“運動の相棒”になってくれている 😽わけなんですね。

🐾 犬を飼わなくても、メリットは取り入れられる

もちろん、誰もが犬を飼えるわけではありません。
でも大丈夫。

「散歩」という習慣そのものが、脳の守り神 だからです。

  • 朝5分外に出る
  • 夕方に1駅分だけ歩く
  • ゴミ出しをちょっと遠回りする

こんな“ちょこっと散歩”でも、脳は確実に喜びます。

妹の「毎日のお散歩」が、実は脳と体を守っているように、
あなたの歩みもきっと未来のあなたを支えてくれるはずです🐾💕

ちょこっと歩くだけで、頭がスッキリする理由

スティーブ・ジョブズも実践した「歩きながら考える」

Appleの共同創業者・スティーブ・ジョブズは、
大事な話し合いをするとき、よく歩きながらミーティングをしていたことは有名ですね。

「歩くと話がスムーズになって、アイデアが出やすくなる」
そんな感覚を大切にしていたそうです😊

実はこれ、感覚ではなく科学的に裏付けがあるんです。

🔍 歩くとアイデアが“6割以上”増える(2014年・スタンフォード大学)

スタンフォード大学が行った研究で、

  • 座って考えるとき
  • 室内を歩きながら考えるとき
  • 外を歩きながら考えるとき

これらで“創造力”を比べました。

すると…

👉 歩いている時は、座っている時に比べて
  なんと平均6割以上も創造性が増えた
のです。

すごいですよね😊

💡 なぜ歩くと頭がスッキリするの?

歩くって、慣れれば“自動モード”でできる動き。
だから脳のリソース(=脳の空き容量)がふわっと空くんです。

研究では、

歩行のような軽い反復運動が、
「注意・計画」などの実行機能をあまり使わないため、
脳が“自由な発想”にエネルギーを回しやすくなる

と言われています。

つまり、
👉歩くことで“脳の窓が開く”→新しいアイデアが入りやすくなる
そんなイメージです🌿

だからこそ、散歩は“頭のリセットボタン”

  • モヤっとしてる
  • アイデアが浮かばない
  • 気持ちがすぐいっぱいになる

そんなときは、
5分だけでも外に出て歩いてみると、
頭の中が自然と整理されていきます。

「ちょっと歩く」って、実は
脳にも心にも優しいリフレッシュ法なんですね😊💕

まとめ あなたの新しい一歩が希望をつかむ

歩くことで得られるもの

  • 生活の中の「ちょこっと歩き」でも、脳はごほうびを受け取る
  • 筋肉と脳は、お互いを元気にする“最高の相棒”
  • 記憶の要(海馬)では、新しい神経細胞が育ちやすくなる
  • 歩くと頭が動き出し、アイデアが生まれやすくなる

おわりに

「歩く」という営みは、人が生き始めたときから、ずっとそばにある動きです。

文明がどれだけ進んでも、
歩くことが私たちにくれる恩恵は、変わらず深くてあたたかい。

長寿の時代になり、認知症という課題と向き合う今こそ、
歩くことは未来を守るための大切な習慣。

歩く習慣が記憶を守り、脳の老化を防ぐための最高のセルフケア。

認知症予防は、今日のたった一歩から。


あなたの一歩が、明日の希望につながりますように💕

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