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【セルフケア】介護で心が折れそうなあなたへ。どん底から私を救った「たった一つの考え方」

介護する人のひと休み

はじめに

遠距離介護中、術中のアクシデントが原因で母が要支援1から要介護5へ急変しました。なんとか一命をとりとめたものの、1ヶ月の入院後に「もう積極的な治療はできない」と言われ、暗闇に落とされたような感覚になった経験があります。

頑張ろうと思っても、現実は孤独で辛い。「この状況はいつまで続くんだろう」と出口が見えなくなったのを覚えています。

このどん底で私を救ってくれたのは、特別なサービスでも、誰かの励ましでもなく、私自身の「考え方」を変えることでした。

1. 「脱!自分だけガンバる症候群」:自分を縛る思い込みを解く

多くの介護者が、知らず知らずのうちに自分を追い詰めている「思い込み」があります。
それは、「私がやらなきゃ」「私が頑張らなきゃ」という強迫観念。
特に私のように「長女だから」「家族だから」と真面目に受け止めすぎるタイプは要注意。
――はい、私のことです😅(笑)
気づけば自分をガチガチにしていました。

「長女だから」という名の鎖を断ち切る

私の場合は「長女だから」「遠距離でも親なんだから」という無意識の思いが強かったです。「アレもコレも完璧にやらなければ」と頭の中がいつも介護のことでいっぱいで、自分のキャパシティを完全に超えていました。

あの時、一番にストップさせるべきだったのは、この「完璧という鎧を脱ぐこと」です。

行動のヒント:プロを活用することは「愛」である

心が折れそうな時、「考えすぎないようにしよう」と言い聞かせても、現実はなかなか変わりません。
次に必要なのは、“行動の切り替え”

それは、「手を抜くこと」ではなく、
「できる人に頼るのも立派なスキル」だと考えることです。

🌷気づき:頼ることは「愛情の表現」


私がどん底を経験して痛感したのは、
「プロ(ケアマネ・訪問診療・ヘルパー)を最大限活用することこそが、母への愛情である」ということでした。

疲れ切ってイライラしている自分より、
プロに任せた方が、みんなが笑顔でいられる時間が増えるんです。

母が要介護5になり、病院のベッドでほぼ寝たきりになった頃のこと。
それでも「うちに帰りたい」と繰り返していました。
見かねた父が自宅介護を決断。

ところが、帰ってきてからが本番!。
自分たちのごはん+ペースト食の全介助。
「よし、全部やるぞ!」と最初は気合十分だったのですが……数日で撃沈💦

3食の介助はヘルパーさんにお願いすることにしました。
その瞬間、家の空気がふっと軽くなったのを、今でも覚えています。
(正直、もっと早く頼めばよかった!笑)

☘️頼り方のコツ

  • 役割の分配: できることはできる人に
    お願いする。遠方でも「情報収集」や「費用負担」など、役割を細分化して頼みましょう。
  • プロへの依頼: 体裁よりも、心の余裕が大事。
    私はケアマネさんとメールでやり取りしていましたが、
    今はLINEで気軽に相談できる時代です。
    “頼れる仕組み”を味方につけましょう。

「頼ることは弱さではない」

むしろ、介護を長く続けていくための“愛の戦略”なんですね🥰

2. 「介護者って孤独」:頼れなかった自分、ブログが救いになった理由

どんなに周りに人がいても、介護には独特の“孤独”がつきまといます。
それは「自分にしか分からないプレッシャー」や、「誰にも完全には理解されない感情」があるから。

私の場合、看護職ということもあって、
「ちゃんとやらなきゃ」「できるはず」というプレッシャーがいつも背中にくっついていました。
そこに、親との過去の関係も加わって……
気づけば心の中がカオス🌀

体験談:「自分のケア」をしてくれる人がいない

母のケアを続けながら、ある日ふと気づきました。
「そういえば、私のケアをしてくれる人って、いないんだな」って。

ケアマネさんもヘルパーさんも、本当に助けてくれました。
でも、ふとした夜に押し寄せるのは、
“どこにも行き場のない、なんともいえない気持ち”。

誰も悪くないのに、ただただ心に溜まっていくものがある。
あのときの私は、ちょっとした言葉でも泣いてしまうような状態でした。
(コンビニのレジで「お箸つけますか?」って聞かれて泣きそうになるレベルです笑)

孤独を「心のセルフケア」に変える

そんな中で、私を支えてくれたのがブログでした。
最初は誰かに読まれるなんて思ってもいなかったけれど、
書くことで、心の中の“もや”が少しずつ晴れていったのです。

最近になって思うのは、
「私は誰かに助けてほしかったのではなく、
“昔の自分”に向けて書いていたのかもしれない」ということ。

言葉にして外に出す――
この行為こそが、私にとって最大の「心のセルフケア」でした。

☘️小さな提案

辛いとき、無理に笑おうとしなくて大丈夫。
でも、その感情を外に出すことだけは忘れないでください。

日記に書くでもいいし、
AIに話すでもいい(←けっこう聞いてくれます笑)。
とにかく“言葉にして出す”ことで、心の中に風が通ります。

孤独は「悪者」ではありません。
それは、あなたが本気で誰かを大切にしている証拠なんです。

3. 心が折れそうな時、私が実践した「心を立て直す小さな習慣」

限界を迎えた時、気合も根性も通用しない。
だからこそ、“自分を回復させるための小さな習慣”を持っておくことが大切です。

まず自分をハグ。「がんばったね」と物理的にねぎらう

誰にも見られない場所で、そっと自分を抱きしめてみてください。
「今日もがんばったね」「よくやったよ」――声に出すのがポイントです。

最初はちょっと照れます。でも、不思議と心がじんわり温かくなる。
自分を認める力は、どんな励ましよりも強いんです。

(ちなみに私は、たまにぬいぐるみ相手にもやってました。
“共感してくれる顔”してくれるんですよね、あの子たち🐻笑)
今ならロボットという手もありますね!

そして、日頃から本、コミック、音楽、ペット、植物、アロマ、エンタメなど、「自分を回復させる簡単な方法」を本気で探しておきましょう。いつでも見られるように保存しておくと、いざという時きっと役に立ちます。

五感を満たすリラックス法:さすることに意味がある

お風呂上がりや寝る前、好きな香りのボディクリームを手に取って、
体をやさしくさすってあげましょう。

大切なのは「塗ること」よりも、「自分の手で触れること」。
“今日もありがとう”と伝えるように撫でてあげると、
張り詰めていた体と心が少しずつゆるんでいきます。

香りの力、侮れません。
一瞬で「いま、ここ」に戻してくれます🌿

エネルギー補給源を見つける:言葉の力

落ち込んだ時、私はよく“言葉の栄養ドリンク”を飲んでいました。
具体的には、読書ノートを開いたり、
元気をくれる雑誌の言葉を眺めたり。

心に響く言葉って、不思議とタイミングよく現れます。
まるで「大丈夫、まだいけるよ」って、そっと背中を押してくれるみたいに。

4. 最強の特効薬は「毎日の外散歩」

一番元気を取り戻せたのは、特別なことではなく、
毎日20分、外に出ること。

木や花を見て、風を感じて、音を聞いて。
色づく緑や芽吹く命たち・・・
それだけで、体と心が「私もまだ生きてる」って実感できる。

そんな“ささやかな20分”が、私の復活スイッチでした。

散歩が心を救う科学的な理由

心理学では、不安に押しつぶされそうな時、
自分の「境界線」が他からのストレスでぼやけている状態を
身体感覚(ボディイメージ)の希薄化』と呼びます。

引用参考:植木理恵『サクセスフル・エイジング しあわせな老いを迎える心理学』)
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たしかにこの時期はなんともいえないフワフワした感じや自分が壊れてしまいそうな感じを味わったものです。

  • お風呂に浸かって自分とお湯の温度差を感じる。
  • 運動をして体の皮膚表面に汗をかく。
  • 散歩で風や音、香りなどの体の外で感じたものを心で受け止める。

これらの行為は、全て自分の「境界線」をはっきりさせることにつながります。自然は介護とは無関係な「今、私はココにいる」という確かな感覚を与えてくれるのですね。

-2. 🌺気づき:自分を大切にすることは、介護されるかたを大切にすること

誰かを支えるには、まず自分が立っていなきゃいけません。
そのための“小さな習慣”を持つことは、甘えではなく、セルフメンテナンス

完璧でなくていい。
小さく回復できる自分を、どうか褒めてあげてください。

5. 「なんとかなる!」:心が軽くなる”考え方”の魔法

介護生活は、出口の見えないトンネルのように感じることがあります。
どんなに頑張っても、うまくいかない日も。
それでも――だいたいのことは、ちゃんと収まるところに収まるものです。

つまり、「なんとかなる」んです。

同じストレスでも、
「もうダメだ!どうしようもない!」と考えると、心の中のメーターは一気に100。
だけど、
「まぁ、今日はこれでいいか。なんとかなるさ」
とつぶやくだけで、そのメーターがスーッと0に近づきます。

たとえ状況が変わらなくても、
心の重さは、考え方ひとつで変えられる

物事の考え方は変えられる!まずは
「なんとかなる」と唱えることから始めてみましょう。

🍃“ゆるめる思考”のコツ

・完璧を目指さない
・「今日はここまで」と区切る
・笑える失敗は、ネタにしてしまいましょう

どんなストレスがあっても、
“まあいいか”と笑える自分がいたら、それはもう立派な強さです😊

最後に:あなたは十分に頑張っています

介護はマラソンのようなもの。だからこそ、息を整えることもケアの一部です。
完璧を目指す必要はありません。

完璧を目指す必要はありません。
植物が自然と時期になると花を咲かせるように、
私たちも「今できるベターなこと」(ベストじゃなくてOK)を、
焦らず重ねていけばいいのです。

今日も介護と向き合っているあなたは、
本当に素晴らしい。

どうか、自分を責めないで。
そして、こう唱えてみてください。

「まぁ、いいか。なんとかなるさ」

それで十分。
あなたは、もう十分に頑張っています💖

まとめ:状況は変えられなくても、心の景色は変えられる

介護は、思うようにならないことの連続。
でも――すべてを変えようとしなくていいんです。

変えられない現実の中でも、
「考え方」だけは、あなたの手で選ぶことができます。

たとえ暗闇のような日々でも、
ほんの少し角度を変えて光を見つめなおせば、
心の景色は、ちゃんとやわらかく変わっていきます。

頼ることも
弱音を吐くことも
休むことも

すべては、
介護を続けていくための“愛の形”。

どうか、今日も自分を責めずに、
小さく深呼吸してみてください。

「状況はすぐには変わらなくても、
心は、“やさしさ”を選べる」

それが、あなた自身を救う一歩です🌿


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